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Combinatory Logic ( リダイレクト:コンビネータ論理 ) : ウィキペディア日本語版
コンビネータ論理[こんびねーたろんり]

コンビネータ論理(Combinatory Logic、組み合わせ論理)は、(、)とハスケル・カリー()によって、記号論理での変数を消去するために導入された記法である。最近では、計算機科学において計算の理論的モデルで利用されてきている。また、関数型プログラミング言語の基礎にもなっている。
コンビネータ論理は、コンビネータまたは引数のみからなる関数適用によって結果が定義されている高階関数、コンビネータに基づいている。
== 数学におけるコンビネータ論理 ==

コンビネータ論理は元来、本質的に量化変数を消去することによって量化変数の役割を明確にするような「pre-logic」を意図していた。量化変数を消去する方法にはクワイン述語関手論理がある。コンビネータ論理の表現力は一階述語論理を超える一方、述語関手論理の表現力は一階述語論理と同等である。

コンビネータ論理の最初の発明者であるは、1924年の論文以降それについて何も出版していない(ヨシフ・スターリンが1929年に権力を確固なものとしてからはほとんど出版を行なっていない)。1927年後半、カリーはプリンストン大学の講師として働いているときにコンビネータを再発見した。1930年代後半、アロンゾ・チャーチとプリンストン大学の彼の教え子が、ラムダ計算というライバルとなる関数抽象の形式化を考案し、コンビネータ論理より人気を博すこととなった。こうした歴史的偶然のために、理論計算機科学が60〜70年代にコンビネータ論理に関心を持ち始めるまで、この分野のほとんどすべての業績は、ほとんどカリーとその教え子、もしくはベルギーのによるものであった。Curry and Feys (1958) および Curry et al. (1972) はコンビネータ論理の初期の歴史についてのサーベイ論文である。より最近のコンビネータ論理とラムダ計算の比較については (1984) を参照されたい(デイナ・スコットが60〜70年代に考案したコンビネータ論理のためのモデル理論についても触れている)。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンビネータ論理」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Combinatory logic 」があります。




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